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みくさんへ2(2024/06/06)

告白の手紙は何ヶ月もかけて、みくさんを想いながら何度も推敲したものです。

今回は勢いのままに書いています。
勢いとはいえ、今は寝ても覚めてもみくさんのことばかり考えているので、単なる思いつきではないのですが……。

もどかしい距離感になって4ヶ月以上になりますね。
大好きな人の姿を見られて声も聞こえるのに話せないというのは、すごく寂しいです。
一方で、いつか報われるかもしれないこの苦しさを楽しんでいる自分にも気付かされます。

みくさんも同じことを思ってくれていたら嬉しいし、もしそうなら僕たちは、この先ずっと大丈夫だと思います。

何年でも待つつもりでいました。

今の状況が、僕たちの将来を考え、長い目で見てくれてのことなら幸せすぎることだし感謝の言葉しかありません。
でもやっぱり大好きな人のことなので、欲が出てしまいます。
バイトや大学院や就活を頑張っている、今のみくさんの隣にいたいと願ってやみません。

そして、みくさんが今してくれていることが、僕のあの人への未練みたいなものに起因するのなら伝えなければなりません。

あの人……、ここまできて保険をかける必要もないかもですね。
いとうさんのことは、僕は一生忘れることはありません。
それを伝えたくてこれを書きます。

いとうさんのことも、これまでの人生で経験したことも、全部みくさんに繋がっていたと思っています。
みくさんと一緒にいられるのであれば、いとうさんとのことも含めて僕のこれまでが全部報われるんです。

この先の人生は全部みくさんに捧げるけど、みくさんに出会わせてくれたこれまでのことを忘れることは決してないと思っています。

突然ですが僕の人生で、トラウマになるかもしれないと思った出来事が二つあります。

一つは、告白の手紙を渡したあの日の、いとうさんとのお別れです。
今はもう平気ですが、しばらくの間は妊婦さんや赤ちゃんを見かけるのがつらかったです。

そして二つ目は、高校生のとき、幼馴染みが自ら命を断ってしまったことです。

僕は小学生の頃から柔道をやっていて、彼とはそこで出会いました。
小中高と学校は違ったけど、小学生の頃は、それこそほぼ毎日会っていたのを覚えています。

僕とは真逆の性格でした。
明るくて人好きされて、学校の勉強は今ひとつだったけど、いつでも奇抜なアイデアを持っている頭の回転の速い人です。

対照的な性格だったのに、これ以上ないほど気が合ったのは今でも不思議だし、幸運だったと思います。

そんな僕たちも高校に入ってからは、お互い忙しくなって会うことも少なくなりました。

そして高校一年の冬のことです。
彼のお父さんに突然呼び出されて家を訪ねて、何も聞かされていないまま棺の中で眠る彼と対面しました。
あの衝撃は今も忘れません。

お父さんの話を聞くと、高校生になった彼は生活の変化に翻弄されて悩んでいたようです。
高校生になってからの彼をほとんど知らない僕には、本当のところは分かりません。
そんなことになる前に声をかけてほしかったという思いも、自分は何もできなかったという後悔もあります。

……なぜ今、こんな話をしたかというと、もしかしたらこの出来事が、僕の恋愛観に影響していたのかもしれないと最近考えるようになったからです。

彼がそういう決断をしてしまったことは、色々なことが重なった結果なのだと、お父さんは言っていました。
でもそんな中で、当時彼女さんとうまくいっていなかったという話を聞いたとき、僕にはそれが一番の原因のように思えてしまいました。

とても情深い人だったので、本気で愛した人との関係悪化に耐えられなかったのかもしれない——。
だとしたら、異性を好きになることは、きっと生半可なことではないのだろう——。

そんなふうに考えて生きてきたわけではないし、僕の後付けなのかもしれません。

でも、みくさんのことを想う日々の中で、彼を思い出すことが多くなったのも事実です。
彼の選択を許すことは一生できないけど、大好きな人を想うことの幸福や苦しさは、今になってようやく理解できるようになった気がします。

そういう意味では僕の今のみくさんへの気持ちは、いとうさんに対して抱いていたものより深く大きくて、あなたに寄り添えているのだと思っています。

重たい話を長々と失礼しました。

みくさんにも考えがあると思います。
僕はそれを尊重したいし、何年でも待ちます。

ただ僕は、いとうさんのことも含めて、みくさんと出会えて大好きになれた、これまでのことを忘れることありません。
そして本音では、今すぐにでもあなたの隣に居場所が欲しいし、そこで一生かけてあなたを幸せにしたいと願っていることは知っていてください。

ひとまず、ここまでにしておきます。
この文章はまだ書き足したり推敲したりすると思いますが、伝えたいことはひとまず書けたと思います。

ここまで読んでくれていたら嬉しいです!

追伸

みくさんのことばかり考えてしまって、気を抜くと他のことが何も手につかなくなってしまいます。

このままではダメな人間になってしまいそうなので、今僕が取り組んでいることをお知らせさせてください。
みくさんが見てくれているかもしれないと思うだけで、僕にとっては一番のモチベーションになるので。

ある程度知ってくれているのかもですが、僕は小説でプロを目指しています。
並行して、小説を活かした副業の道も探ってきました。

そんな生活が何年も続く中で、白状すると夢を追いながら副業に取り組む生活自体にわりと満足してしまっていました。
手段が目的になっていたように思います。

でもみくさんとの将来を考えるようになって、誇れる自分になりたいし、今まであまり執着がなかったのですが、お金もたくさん稼げるようになりたいと心底思うようになりました。

そして、できればみくさんと会えたからこそのサービスを立ち上げたいと思い、「Rib-Knot」というサイトを作っているところです。

メインコンテンツはココナラで販売しているので、もしよければ読んでみてください。

カップル系のYouTuberのように、二人での体験や経験、関係そのものを売り物にはしたくない。みくさんと過ごせる時間は純粋に楽しみたい。
その上で、小説と絡められたらと考えて生まれたサービスです。

「Rib-Knot」はビジネスの場でもあるけど、それ以上にみくさんのことを大切したくて、ずっと仲良くいたいと願って作っているサイトです。

今は集客や売り方など模索している状態です。
手始めにX(twitter)で集客を始めているので、こちらも覗いてもらえたら嬉しいです。

それでは、ひとまずここまでにしておきます。
また推敲や追記をするかもしれませんが、できればまたみくさんと間近で向かい合いたいです。待っていますね!

初稿:2024/06/06 5:30~6:30
推敲・追記:2024/06/11 5:30~6:00

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